供給地点特定番号の調べ方がわかる! 電気の乗り換え・引越し時も必要?
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供給地点特定番号とは、電気を使用する住居に個別で設定されている識別番号です。電力会社を切り替える際に「供給地点特定番号がわからない」という方も多いのでは。本記事では、供給地点特定番号の調べ方を解説します。
- 更新日
- 2023年6月15日
電気の供給地点特定番号の調べ方
供給地点特定番号はマイページなどで確認可能
供給地点特定番号を調べる方法は、3つあります。
- 電力会社から毎月送付される「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」で調べる
- 電力会社が提供する契約者向けのマイページで調べる
- 電力会社に電話やメールなどで問い合わせをする
電力会社によっては、供給地点特定番号を「地点番号」と表記することもあるので注意しましょう。
マイページで調べる際は、IDやパスワードなどログイン情報が必要になります。東京電力エナジーパートナー(東京電力EP)や関西電力など旧一般電気事業者のマイページを次のリストにまとめました。
旧一般電気事業者とは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のことです。
電力会社 | マイページ |
---|---|
北海道電力 | ほくでんエネモール |
東北電力 | よりそうeねっと |
東京電力EP | くらしTEPCO web |
中部電力ミライズ | カテエネ |
北陸電力 | ほくリンク |
関西電力 | はぴeみる電 |
中国電力 | ぐっとずっと。クラブ |
四国電力 | よんでんコンシェルジュ |
九州電力 | キレイライフプラス |
沖縄電力 | おきでん more-E |
また新電力と契約している場合も、マイページなどから供給地点特定番号を調べられます。
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電力会社の切り替え申し込みのために供給地点特定番号を調べている方も多いはず。申し込み予定の電力会社が本当に最適なのか、今一度確認することをおすすめします。最適な電力会社は、現在契約中のプランや使用電力量によって異なるため、複数社を比較しないとわからないためです。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」は、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電力会社を見つけられます。お得なキャンペーンを実施している電力会社もあるので、チェックしてみてくださいね。
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供給地点特定番号とは
供給地点特定番号は契約時に必要な情報
そもそも供給地点特定番号は、契約中の電力会社から新しい電力会社への切り替え手続きをスムーズに進めるため、電力自由化のタイミングで導入された識別番号。
各住居に22桁の番号で付番されていて、電力会社の切り替え手続きの時、停電時に一般送配電事業者へ問い合わせをする時に必要となります。それ以外にも、災害や電力需給ひっ迫による計画停電実施時に「自宅がどの計画停電グループに属しているか」を調べるのに使用することもあります。
供給地点特定番号は個人情報
電力会社は、供給地点特定番号を個人情報として扱っています。前述の通り、供給地点特定番号があれば、電力会社の契約を切り替えることができてしまうため、第三者に閲覧されないように保管する必要があります。
例えば、玄関に検針表を置きっぱなしにしたり、電力会社を名乗る訪問販売員に供給地点特定番号を伝えたりするとトラブルの原因になるので、注意しましょう。
供給地点特定番号と似ている番号
そのほかにも電力会社の契約時に用いる番号は次のようなものがあります。供給地点特定番号と間違えないようにしましょう。
- お客様番号
- 電気の契約単位で電力会社から付番される番号です。供給地点特定番号と同じく、電力会社の切り替え契約時に提出が必要になります。
- 受電地点特定番号
- 太陽光発電設備を設置している住居に付番される番号です。売電先の電力会社を切り替える時に提出が必要になります。
どちらも供給地点特定番号と同じく、検針票や契約者向けのマイページなどで確認ができます。
引越し先の住居の供給地点特定番号がわからないけど、平気?
住所のみで引越し先の電気の手続きをしてしまうと、使用場所の特定ができず、開通までに時間を要してしまいます。
供給地点特定番号は、一般送配電事業者が引越し先の住居に投函するお知らせなどに明記されています。引っ越し先での電気の手続きの際には、なるべく供給地点特定番号を記載するようにしましょう。
供給地点特定番号は、電力会社の切り替え時に必要な情報
供給地点特定番号は、日常的に使うものではありませんが、電力会社の切り替え契約時などに必要な番号です。調べ方を知っておくと、電力会社の切り替え時の契約がスムーズに進みますよ。